こんばんは、きど歯科です。

 

引き続き、唾液です。今回は、出しやすくする方法を記載します。

 

本項では、お家で簡単にできる唾液の出し方に関してお話しします。

 

もし、うまくいかない場合はすぐに歯医者に行って相談するか、紹介状を出してもらって総合病院の口腔外科に行かれることをお勧めします。

 

一般的によく行われているのが、唾液腺マッサージです。

 

ここで1つ注意していただきたいことがあります。唾液が出なくなる病気で脳血管障害後のドライマウスがあります。

 

この状態で、顎下腺(下あごの骨スジの内側…)と言ってもそう簡単に伝わりません。参考書にも記載がありますが、首すじの近くを触ることになり、頸動脈を触る可能性があります。脳血管障害を起こした方には、頸動脈に血栓が存在することがあり、そこを触ったが為の再発は避けなければなりません。

 

肝心のマッサージ方法ですが、本を載せると著作権の関係もありますので、文章と実際に来院された時にお話ししたいと思います。

 

言葉だけですが、大きく分けて、3ステップあります。そして、前提となるのが保湿ジェルを使った上で行ってください。

①ベロの表面、ベロの付け根左右(舌下腺)、上アゴを人差し指でマッサージする。

②耳下腺マッサージ

これは、両手を使用します。頬の内側の粘膜では人差し指を使い、耳下腺の出口(少し粘膜が膨らんでいる)付近を押さえつつ、下あごのエラの少し上をマッサージします。

③唇のマッサージ

唇の内側に人差し指を入れて触ると、ブツブツした物を感じます。これが口唇腺です。これを1つずつ刺激する様に触っていきます。

※)爪で傷つけない様に気をつけてください。

 

他にはベロを前歯と唇の間に入れて、右に30回、左に30回回すと唾液が出るという方法もあります。前歯の歯並びが悪い人は、ベロの下面を傷つけやすいので、気をつけてください。

 

絵を載せることができないので、残念ですが、きど歯科にお越しいただいた際には直接お教えできます。もし、ドライマウスでお困りの際にはご用命ください。

 

安城市 きど歯科 0566-95-2360

きど歯科