おはようございます、きど歯科です。

 

先回に引き続き、歯茎に関連する内容をお伝えしたいと思います。

 

前回は、再生に関することでしたね。

 

今回は、被せ物をするときにそのまま被せ物をすると長持ちしない歯を、歯茎の特殊な治療を行うことで長持ちさせる方法をお伝えしたいと思います。

 

銀歯を交換する際に、『次外れてしまったら歯を抜歯しなければいけないかもしれない』と言われたことはありませんか?

 

歯の治療を何度も行なっていると、歯の残量が少なくなってきます。被せ物は基本的に歯に被せます。歯が少なくなれば、被せるところがなくなり、本当に『差し歯』となったり、ある意味『乗せ物』になります。

 

この原因は、歯が歯茎よりも低い位置にある状態にあります。つまり被せる歯が歯茎の中に潜ってしまって、被せどころが無くなっているのです。

 

その潜ってしまった歯を出してあげるのが今回紹介する特殊治療です。

 

歯が歯茎よりも上にあるようにするためには歯茎を切るか、歯を上に引っ張り上げる必要があります。

 

適応はその時々に応じて変化します。

 

この治療は特殊治療なので、やるかやらないかは自由です。そのまま無理矢理治すこともできます。しかし、長持ちしないのが分かっていますので、どちらで治すかを選んでいただいて、治療に当たらせて頂きます。

 

また、よくもらう声は『痛くない?』です。もちろん麻酔を掛けて行うのでそれほど痛みはありません。もし痛くても麻酔を足しますので、痛いまま治療を続行することはありません。

 

そして、術後の痛みを一番心配されます。それに関しては、親知らずの抜歯を例えにします。痛みを10段階にすると、難しい抜歯は8くらいです。簡単な抜歯は4とか5です。このオペは同等かそれ以下です。

 

術後の痛みは飲み薬を飲めばコントロールしやすいので、さほど心配はいりません。

 

『こんな方法初めて聞いた』と驚きや、抜歯をするリスクを回避できた喜びの声もあります。

 

しかし、この方法はあまり浸透した方法ではありません。20軒歯医者に行ってできるかどうかというくらいです。なので、驚きと共に戸惑いも感じやすくなります。

 

被せ物をするために歯茎を切ったりするのは馴染みのある方法ではありません。しかし、歯を長く使ってもらうために僕はこの方法をもっと知って頂きたく思います。

 

もし、馴染みの歯医者さんに通っていてもいざ抜歯宣告されて今うと、何とかならないかと思います。その場合はきど歯科をご用命ください。

 

安城市 きど歯科 0566-95-2360

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