こんばんは、きど歯科です。

 

先程、歯周病で溶けてしまった骨を再生させる治療に関してのテレビ番組が放映されていました。

 

昔から溶けた骨を再生させる治療はありました。近年、材料の発達によって、施術しやすいものになってきました。

 

溶けてしまった骨は自然再生はしません。骨が無くなったところは、グジュグジュの膿んだ歯茎がはびこっています。そして、歯には真っ黒い歯石がこびりついています。

 

再生させる手術の際には、まずはグジュグジュの膿んだ歯茎を綺麗にするのと、真っ黒い歯石を完全に除去します。

 

そこからが骨になりやすい液体を無くなったところにいれます。そこへ骨に変わりやすい粉を入れます。そこへ再生材料がとどまりやすいように落し蓋(再生膜)を貼ります。

 

当院でも再生療法を何度かやらせて頂きました。早い方で、2ヶ月位経過して徐々に骨に変わってきました。

 

これは、誰に行なっても同じ結果が出るとは限りません。骨の溶け方や、噛み合わせの状態など、様々な考慮が必要となります。

 

当院では最新のCTが導入していますので溶けた骨の精密診断が可能となります。この診断が曖昧だと実際のオペに入った時にうまくいかない可能性もあります。術前の審査診断が本当に大切です。

 

歯周病の進行のタイプを見極める必要もあります。基本的に歯周病はばい菌の存在によってスタートします。そこへ、力が入ったり、その他生活悪習慣が加わるとさらに進行しやすくなります。

 

そこの原因がつかめていなければ、いくらオペを行なって再生が成功したとしても再発しやすいものになるでしょう。もしくは再生もままならないことにもなります。

 

そして、オペをした歯には固定をしないと再生は起きにくいとされています。両隣の歯とつなげて再生しやすいようにします。ハリガネで固定することもありますし、仮歯を使って固定することもあります。仮歯を使用する際にはきど歯科こだわりの仮歯を使用します。

 

歯茎が腫れにくく、噛み合わせに配慮した仮歯となりますので、再生しやすい仕様になっています。

 

また、歯周病の手術をするための特殊セミナーをクリアしていますので、何なりとご相談ください。

 

安城市 きど歯科 0566-95-2360

きど歯科