虫歯を放置するとどうなるのか?
おはようございます、きど歯科です。
今回は、虫歯を放置する怖さについてお話します。
虫歯は初期の段階であれば、麻酔も要らないくらいの簡単な処置で終わったり、もしくは経過観察で終わることもあります。
きど歯科には、レーザーで虫歯を探知する最新の検査機器があります。レントゲンに映らない様なとても小さな虫歯も数値で判定することができます。
ある一定の数値を越えると虫歯を削る必要があり、その数値以下であれば経過観察とすることができます。見た目や、経験則などの曖昧な診断ではなく数字でわかるので、とても客観的であると言えます。
次の段階に入ると、虫歯の範囲も大きくなり、それに従い治す範囲も拡大します。
次に神経にばい菌が入ってしまい、その消毒が必要になる処置、つまり神経を取る処置をする段階に入ってくると、歯の寿命は一気に短くなります。
ところで、歯医者さんはみんな嫌いですよね?できることなら避けて通りたいと思います。そして、痛みが引いたら行きたくもありませんよね?
激烈な痛みを伴って歯医者さんに飛び込んで処置をして楽になりホッとしたり、痛いのを我慢して痛みを通り越したりして歯医者さんに行く足が遠のいてしまうことはありませんか?
実はとても危険で、処置後に放置して歯が割れてしまったとか、再度ばい菌が入ってより治りにくくなってしまったとか、よく目にします。
そして、痛みが通り越してしまった人は、簡単に言いますと、神経が死んでしまっている状態になります。歯の中にはばい菌がウヨウヨいる状態です。歯の中に止まるならまだしも、歯の外、つまり骨の中にばい菌を排出して行く様になります。
骨の中にばい菌が入り込んで行きますと、骨の中にある血管内にばい菌が入り込む様になります。すると、全身に菌が廻る様になり、菌血症という状態になります。
そして、最近よく言われているのは口の中のばい菌が全身で悪さをするということです。心臓や脳で血管を詰まらせたり、糖尿病を悪化させたり、アルツハイマーやリウマチに関係したりと、口の中の菌は本当に何処へでも行ってしまいます。
健康な人なら免疫系に駆逐されますが、高齢になってくると、免疫が機能しにくくなり、先ほどの病気になったりします。
痛くなくなったからとか、痛みが通り越して治った!?という判断は非常に危険です。抜歯になってしまうのはとても残念なことですが、歯が原因で体調を崩すのはもっと残念です。
ですので、早めの治療が優先されます。そして、早めに治療した方がいいのかどうかをきちんと判断してもらうために歯科医院に検診に行くといいでしょう。
きど歯科では最新の検査機器を導入しています。気になる場合はご用命ください。
安城市 きど歯科 0566-95-2360