こんばんは、きど歯科です。

 

今回は、乳歯の生え代わりに関して記載します。

 

5〜6歳の頃になると、ぼちぼち生え代わりの時期がやってきます。通常であれば下の前歯から生え代わりがやってきます。段々と歯がグラグラして何かの拍子にぽろっと取れたりします。

 

しかし、以前に掲載したブログで、噛む刺激が足らずに歯の生え方が変わり、並びにくくなっているとしました。それが原因で、うまく生え変わらない子供が増えています。

 

スペースが足りない事が原因して、乳歯があまりグラグラせずにいきなり後ろから生えてくるパターンが近年多いです。

 

そのケースでは、多くの場合は全体の歯並びはうまくな並びません。その場合は、抜歯しましょうとなるケースが多いです。親御さんもすぐに抜いて欲しいと言われます。

 

しかし、受けるのは子供です。子供にも心の準備が必要です。いきなり抜歯とか麻酔とか訳も分からずに痛い思いをするのはとてもコクな話です。そしてトラウマになりかねない場合もあります。

 

ですので、来月まで自分でグラグラいじって抜けたらよし、抜けなかったら先生が抜くよと約束します。そうすれば、自分自身で決めた事なのでもし抜歯になっても後悔もなく抜歯を受ける事ができます。

 

そしてもし自分で抜けた場合は達成感も味わうこともできます。

 

さて、抜けた後は同じように前歯の生え代わりの度にうまく抜けない事態が続きます。そうすると、親御さんは歯並びを気にする事が多くなります。その場合は矯正治療が必要になる可能性があることを説明させていただきます。

 

矯正治療の開始するのに適しているのは7〜8歳前後の上下前歯4本ずつが生えそろってからです。

 

それまでは様子見としますが、大抵治りません。そして、それまで矯正治療を開始するか否かを考えていただきます。

 

ただし、予防的にとりあえず矯正治療したりして、いざ本格的に治療に入りたくても骨格的に難しいケースもありますので、安易な『予防矯正』は安い分、ハイリスクと言えます。

 

きど歯科では、矯正治療を希望される患者さんには事前に骨格診断を必ず行うようにしています。開始前にしっかりと骨格診断を行なってうまくいく可能性があることを確認してからの方が、安心して治療に入ることができると思いませんか?

 

もし歯並びや生え変わりが気になった場合はきど歯科をご用命ください。

 

安城市 きど歯科 0566-95-2360

きど歯科