こんにちは、きど歯科です。

 

虫歯や歯周病は、『細菌』がお口の中に定着することと『足場(すみか)』、菌が酸や毒素を出すのを助ける『栄養』、あとは菌の栄養となる『歯垢』がどの程度とどまり続けているかの『時間』がポイントになります。

 

よく、『母子感染を防ぐために親子でお口の中をキレイにしましょう』という宣伝をよく目にします。

 

母子感染は必ず起きます。口移しも気をつけててもなります。綺麗になっても菌の栄養になる『砂糖の類』『乳糖』があれば、虫歯に結局なります。極端な話、砂糖や虫歯になりうる糖が全く摂取しなければ歯磨きしなくても虫歯にはなりません。※)歯周病にはなりますが…

 

どちらかというと、食事や栄養指導、そして現実的な説明・指導が必要でしょう。『〇〇は虫歯になるからダメです』とか。人は禁止されることにとても抵抗を覚えます。それよりも、プラスで何かリスクを抑える行為をする方が現実的なのではないでしょうか?

 

つまり、母子感染もするし、砂糖も摂取してもいいのです。しかし、それを抑える方法を知っていればいいと思います。当院では、患者さんの生活習慣の問診を欠かさず行い、今まで4年間ほどかけて顕微鏡検査を悪くする要素を問診し続けてきました。

 

結果として、〇〇をしているから虫歯が発生・再発するなども分かってきました。それが分かるまでは、虫歯を許してしまう方も少なからずいました。でも、当院に継続的に管理をしている患者さん達は自分の生活習慣を見返す・見つめ直す習慣ができてきたように思えます。

 

結局、話は戻りますが、『〇〇〇ーメンテナンス』とか…昔、きど歯科でも宣伝しました。全く響きませんでしたw。そんなことより、もっとすることがありました。

 

ついた汚れを追い続けてもまた汚れを落とし続ける仕事をするだけ…この繰り返しは全くの不毛な事のように思えませんか?これから虫歯・歯周病にならない、なっても軽度で済むにはどう言った患者努力をすればいいのか?ここにフォーカスしないと『削って詰めて』・『グラついて抜歯』を永久に繰り返すことでしょう…

 

ここで経営の話をすると、保険診療でパウダーメンテナンス(言っちゃったw)をやっていると、歯科衛生士が疲労してきます。離職者が増えるのです。

 

患者さんが求めることを明確にし、その治療は時間・技術的・コスト的にどうこうという説明に至れば、保険診療でできるはずがないのです。きど歯科では自費です。

 

話はそれましたが、本当の予防は『〇〇の禁止』が手っ取り早いです。ですが、友達の誕生日会に行って私砂糖禁止しているからケーキ食べないわ…みたいなことは普通しませんよねw

 

なので、何がリスクかを知って、それに対する対処をするのが予防の本質です。決してメンテナンスに行く事ではないのです。あくまでもメンテナンスに行くのはチェックのためです。自分のここ数ヶ月のお口の自己管理がうまく行っていたかをチェックしてもらうための時間なのです。

 

そこをはき違えなければ患者さんとの関係や、歯の病気に対する思い違いも起きないのではないでしょうか?物事の本質を捉えることはとても大事です。知識を押し付けるのはナンセンスだと考えています。

 

『相手に寄り添う』とか、『患者さんのことを思う』とかありますよね?あれは、患者さんがどういう生活環境に身を置かれていて、できること・できないことを明確に仕分けし、現実的なアドバイスができるかがそれに当たるのではないでしょうか。

 

4年経ってもまだまだそこまでに至らない時もあります。力の及ばない時もあります。ですが、患者さんの背景を知ろうとする努力を継続さえできれば、いつかは答えに近づけるのではないでしょうかと思います。

 

長い文章で申し訳ありませんでした。普段から巷に溢れるこれってどうなんだろう?について記載してみました。少しでも共感を覚えられた方はきど歯科を御用命いただければ幸いです。

 

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