こんにちは、きど歯科です。

 

みなさん、同じ場所の銀歯がよく取れることないですか?付けたばかりなのに、付け直したばかりなのに、と繰り返す事が往々にして起きてしまう方がみえます。

 

これはなぜなのでしょうか?そんなにすぐに虫歯が再発してしまうのか?まれにあるかもしれませんが、本当は『噛み癖』が影響しているケースが多々あります。

 

みなさん、利き手がありますよね?あれと同じように『利き噛み』があります。繰り返し噛み続けることにより、銀歯の接着剤が劣化してしまいます。そしてポロポロと取れてしまうのです。

 

成人の8割ほどは『歯軋り・食いしばり』をしています。『利き噛み』側の筋肉は強化され、歯軋り・食いしばりの効果はさらに増強されます。取れてしまうサイクルに乗り易くなるでしょう。もちろん、歯医者の銀歯が取れにくいように歯を削る技術も大事ですが、筋肉の不均等を是正する必要の方がもっと大切です。

 

噛み癖を直し、両側でバランス良く噛む噛む事が求められますが、実際にはそうもいきません。なぜなら利き手の逆側でお箸を持ってご飯を食べることは難しくないですか?これと同じ道理です。ですので、訓練が必要です。後、ガムなど、片方で習慣的に噛む食べ物は要注意です。いやでも片噛みになってしまうからです。

 

難しいですよね…。よって、寝ている間、少しでも力を緩和できるようにする工夫が次です。

 

歯軋り・食いしばりをするのはほぼほぼ常であると私は認識していますので、そう言った銀歯が取れ易い方には『マウスピース』を作製する事がよくあります。噛み合わせの状態によっては上の顎に作ったり、下の顎に作ったりとパターンを変えています。寝るときに装着するので、眠りの妨げにならないように配慮しております。

 

いかがでしたか?銀歯がよく取れてしまうには原因がしっかりとあったのです。お困りの際には、きど歯科をご用命ください。

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