フロスを通すと歯が痛むのはなぜ??
こんにちは、きど歯科です。
本日はフロスに関してのお話です。
みなさんは毎日フロスを通していますか?たまにフロスを通すと痛くなることないですか?これが本日のテーマです。
フロスを毎日通している方は、歯茎に炎症を起こすことなく健康な歯茎を保ち易くなります。しかし、1週間に1回など、間隔を開けてフロスを通す方は要注意です。
健康な方の歯茎は、3日以上汚れが留まり続くと炎症を起こすと言われています。この『人間のルール』を守ればトラブルは起きにくいです。
では3日以上空けてフロスをしていると、炎症を起こしている所にフロスを通すので、当然痛みます。炎症を起こしている所は血流が豊富なので、出血もし易いし、汚れが長時間残っているので、詰め物が外れやすかったりもします。
そして、フロスを通した後も何だかうずく感じがしたりと、尚更フロスを通す事が億劫になります。どんどん歯間清掃から遠のいていき、歯科疾患にかかり易くなり、『未病』につながります。
よって、解決法は3日以内に汚れを落とす事が大切になります。すると、フロスを通すことに気を落とすことはなくなると思われます。
先ほど、『未病』と言いました。今、歯科業界で言われているのが、現在の歯周病が歯周病に留まらず、全身に影響を及ぼすということです。歯周病に罹患して10〜30年程で、内科疾患に移行すると言われています。例えば、高血圧、心臓病、脳血管疾患など様々ですが、現在20〜30代の方はちょうど定年位に何かしらの内科疾患になるということです。
老後に健康的に過ごすためにはお口の健康、口内の除菌が必要になると思われ、今後のトピックになっているものと思われます。そして、デイリーケアにはフロスがとても重要なものになります。
そして、『未病』になるかどうかは、口内の細菌がどの程度の活発さがあるかどうかの位相差顕微鏡検査と、内科疾患を起こし易い細菌を特定するPCR検査が重要となるわけです。
お口の健康と、全身の健康にご興味のある方はきど歯科をご用命ください。