力の制御の大切さ
こんにちは、きど歯科です。
緊急事態宣言も解除されて、徐々に患者さんも戻ってきました。
最近は、初診患者さんも多く来院されるようになってきましたが、気になる事がありました。
それは、痛みの原因に、歯軋りや食いしばりなどの『力』が関連する痛みが多くあるという事です。歯科の痛みは虫歯による痛みが多く連想されますが、実はそのほとんどは『温度差による痛み・甘味痛』であるという事です。
『噛んでいたい』『歯が浮いた感じ』というのは虫歯では起きないという事なのです。その痛みは、歯茎に炎症が起きていたり、根っこが膿んでいたり、噛みすぎていたりして起きるのです。
『痛み=炎症(感染)+力』という計算式には表すことは少し違うかもしれませんが、この炎症と力を上手くコントロールできれば、痛みは軽減する事が出来ます。
炎症は、ばい菌を減らすことで抑えます。きど歯科で言う除菌治療です。力は、『噛み癖』を是正することや、噛み合わせを治療することで、抑える事が出来るようになります。
『レントゲン撮ってみたげど、虫歯は無かった』と言われて転院してくる患者さんのほとんどはこれで対応する事が出来ます。
もし、診断に疑問を感じている場合には、きど歯科をご用命ください。