こんにちは、きど歯科です。

 

今回は、歯周病の継続管理を行なっている患者さんで、興味深い取り組みをしている患者さんがおられました。

 

その方は、散歩をしている時に必ず鼻から息を吸って口で吐く、と言った至極当然とも言えることを意識して行うことで、お口の環境を維持することに成功しました。

 

アレルギー体質、花粉症があったりすると、花が詰まり、どうしても口呼吸になってしまいます。しかし、ここで頑張って鼻で呼吸する事でお口の乾燥を防ぐ事が出来ます。

 

口呼吸の患者さんにはなるべく水分を取るように指導しています。しかし、それでも口呼吸はダイレクトに口を乾燥させてしまいます。それを防ぐための呼吸が次のステップと確信しました。

 

その患者さんは先月お見えになってから意識して1ヶ月間その呼吸法をされたそうです。1ヶ月で効果が出るのはとても珍しいと思います。皆さんも是非とも実践してみてください。

 

後、最近小児患者さんに行なっているマウスピースを寝る時に装着して歯軋りに対応する装置が凄いことになってます。

 

その装置は歯軋りをする患者さんに一般的に装着する物です。下顎に装着します。硬い素材で、滑りがいいようにフラットに調整し、上手く歯軋り出来る様に調整します。

 

するとどうでしょう。歯軋りする時の音が見事に消えて、なおかつお口をうまく閉じる事が出来る様になったそうです。すると、顕微鏡での細菌検査で好結果を出すことに成功しました。

 

まだ1症例ですが、今後このマウスピースをするお子さんが増えれば口呼吸を撲滅する事が出来るかもしれません。

 

もし、口呼吸や歯周病でお悩みの方はきど歯科をご用命下さい。

きど歯科