歯ぎしりと生活習慣
こんばんは、きど歯科です。
本日は、歯周病管理をしている患者さんに見られる最近のトピックについてお話しようと思います。
お口を診ると、多くの方に食いしばりの痕跡が見られます。どこを見るかというと、頬っぺたの裏です。食いしばりがある方の多くに、上下の歯が噛み合っている境目に沿って波打つ様な出っ張りが出てきます。
本来は写真を見ていただきたいのですが、患者さんのプライバシーの観点で載せることができませんのでご了承ください。
諸説ありますが、ストレスに関連があると言われています。※)歯ぎしりとは別
これは一般論なので、全ての人に当てはまるわけではありませんので、参考程度に聞いてください。
人間、生きていれば何かしらのストレスを受けます。そのストレスを夜間に解消しようと食いしばる方が多く見られます。
患者さんに、『ここ最近お忙しかったですか?』と聞くと、多くの方に当てはまります。『部署が変わった』なども当てはまる方が見られます。
逆に、食いしばりの痕跡が消える患者さんもいます。最近忙しくなかった・仕事を辞めたなど、日常の負荷が掛からなくなると痕跡が薄くなる傾向にあります。
この食いしばりがただの食いしばりだけで終われば問題ありません。ところが、虫歯もないのに歯がしみる、顎が痛いなどいらぬ症状が出てきてしまう方が見られます。
その場合はマウスピースが必要になる場合もあります。それがさらに波及すると、頭痛がしたり肩こりがしたりとややこしくなる場合もあります。
マウスピースといっても症状別に形が異なります。きど歯科では個々の症状に合わせてマウスピースの形や素材を変えています。
もしお困りの際にはご用命ください。