なぜ歯石はできるの?
おはようございます、きど歯科です。
今回は素朴なギモン系のブログをあげさせていただきます。
そもそもなぜ歯石はできるのか?についてお話します。
取っても取っても歯石ができて、困っている方もいらっしゃるかと思います。舌触りが悪く、気持ち悪いですよね。
歯石とりをするとスッキリして綺麗になった気持ちになると思います。
しかし実は、歯石にはばい菌はほぼいない(諸説あり:一部菌もいるが、死骸もいる)のです!!驚かれたかと思います。
歯石は元々歯垢から出来ています。唾液に含まれるカルシウムと結合して歯石になります。
しかし、先程の舌触りが悪いという話から、新たな汚れを呼び寄せます。すると歯周病や虫歯を誘発させやすくなります。
そして、下アゴ前歯の裏側、上奥歯のほっぺた側が出来やすい場所になります。諸説ありますが、最短で2、3日〜7日とも言われています。過去のブログにあった、口で息をする『口呼吸』も歯石を出来やすくする習癖の一つなので歯石が早く出来てしまうので気をつけなければいけません。
しかし、毎月1回の歯石取りでは追いつかない計算になります。毎週歯石とりにくるわけにも行きません。
根本は、歯垢から歯石ができるので、汚れが落ちていれば歯石は理論的に出来ません。しかし、歯垢を完全に除去することは困難であるので、取り残しはメンテナンスを利用すればいいと思います。そして、ばい菌がそもそもいなければ、歯石も出来にくくなると思われます。
ですので、きど歯科でいつも言っている除菌を定期的に行なっていけば、リスクは減らすことができると思われます。
ここからは完全に余談です。真剣に聞かないで下さい(笑)。
個人的かつ感覚的な話で、医学的根拠はありませんが、梅干しを毎日摂取していた時は、歯石が出来にくかった様に思えます。
虫歯になりやすい人は、お口の中は酸性環境で、歯周病にはなりにくい人が多いです。そして、そういう方のお口には歯石はあまり出来ていません。
勝手な発想ですが、酸性環境であれば歯石が出来にくいと考えています。梅干しはあくまで一例です。お酢でもいいかもしれません。しかし、過剰摂取は、『酸蝕症』といって、歯がボロボロになってしまう事もありますので、気をつけてください。
歯石、歯周病でお困りの際にはきど歯科をご用命ください。
安城市 きど歯科 0566-95-2360