おはようございます、きど歯科です。

 

今回は、前日遭遇した珍しい虫歯をお話します。

 

見た目はただの黒い点にしか見えない虫歯です。凍みるなどの症状も一切ありません。そんな虫歯を開けたら、神経ギリギリ?!といった感じの虫歯でした。

 

中で虫歯が広がっていれば広がっていれば、基本的には中が透けて見えるので判断しやすいのですが、透けている感じはほんのわずかでした。しかし、症状がない歯に関しては、神経に感染の可能性はありません。

 

虫歯を削り取る他に、塩素系の消毒ゲルを用いてしっかりと消毒を行なって白いプラスチックを詰めて即日完了となります。

 

しかし、どんな虫歯でも虫歯を削り取る際に必ず健康な歯を削ってしまうのです。そう、『しまう』のです。

 

ばい菌は目に見えないので、ばい菌のみを選択的に除去することが困難です。ですので、そういった偶発的な削りすぎが起きてしまいます。

 

そうなると、術後に起きてくる『随伴症状』に気をつけなければいけません。それは、痛みのない歯が痛くなる現象です。もしくは元々痛みがあって、虫歯が取れているのに痛いのが治らないなど。

 

患者さん本人はそうなることなど予想だにしていません。ですので、きど歯科では、治療の説明書なるものを治療のジャンル別に作製し、その治療ジャンルを受けた方にお配りしています。

 

治療したはずなのに痛みが出てこんなハズじゃなかったとならないために、事前にお伝えしています。歯医者不信になる一つの理由は『痛み』です。他にも様々ありますが、事前に知っておけば問題にならないのに、後から知らされると、やはり『聞いていない』となってしまいます。

 

きど歯科では、治療内容の説明もさることながら、術後の説明、アフターケアに関しても説明を充実させています。

 

そうならないように勉学、修練によって回避できる部分ではありますが、そこは医学ということもあり、千差万別で同じ結果が100%得られるとは限りません。ですので、そこは事前説明を取ることで、患者さんに迷惑がかからないように配慮させていただいています。

 

治療の説明をしっかり受けたい、自分の歯の状態がどうなのかをしっかり把握したい患者さんは多いハズです。歯をただの噛めるだけの機能とお考えであれば別ですが、みなさん歯を残したくて歯医者さんにいらしているハズです。

 

そんな患者さんのお気持ちにお答えする為にきど歯科はあります。何かお困りの際にはご用命ください。

 

安城市 0566-95-2360

きど歯科