歯周病菌とカビ
こんばんは、きど歯科です。
今回は、以前にも掲載した歯周病とカビに関して追加掲載します。
本日、東京にて歯周病の最新セミナーが開催されました。きど歯科では、歯周病のオペを行うこともできますが、もっと歯周病治療の間口を広る為に参加してまいりました。
内容は、歯周病を内科的に治療するコンセプトです。
歯周病とカビは随分昔から取り上げられてきたトピックです。しかし、関係性があるだろうというところまでで、そこから先はうやむやでした。
2012年奥羽大学歯学部の先生が、カビがいる環境下では歯周病菌が3倍感染しやすいという主旨の論文を発表されました。
カビが歯周病のスタートとなり、歯周病を悪化させたりしているのです。ですので、カビの除菌が歯周病治療に置いて重要視されるようになりました。
また、今回のセミナーでは、全身疾患と歯周病の関わりについても勉強できました。
歯周病と糖尿病は、昔からその関連性が取り上げられています。歯周病の治療をしたら、結果糖尿病がよくなったという報告をよく受けます。
血液検査のあるデータが一定数を超えている状態で歯周病の治療を行えば、糖尿病の状態を表す数値HbA1cが改善しやすいなどの客観的なデータがあります。
医科と歯科のタイアップがこれからの医療には求められます。きど歯科では、患者さんのかかりつけのお医者さんと蜜に連携を取りながら診療を行うこともできます。
そして、肝心の歯周病菌やカビの特殊な除菌方法も新たに学んできてまいりました。しかし、きど歯科では最新治療に関する情報しかお伝えすることしかできません。ですが近日中には最新機器の導入を急ぐ予定です。
これまで行ってきた除菌方法は継続しますので、話だけでも聞きたいなど、今までの歯周病治療をより一歩進めたい方がいらしたら是非ともご用命ください。
安城市 きど歯科 0566-95-2360