こんにちは、きど歯科です。

 

今日は、歯医者に行って最も基本的な治療をする、虫歯と歯周病のお話をします。

 

虫歯はご存知の通り、虫歯菌が原因で発生します。しかし、菌を保有していても、虫歯になるなら無いは複合要因の為、一概に何とも言い難い所です。

 

基本的には汚れや①歯垢の除去、②過度な糖質摂取を抑制、③フッ素による歯の質を強化、④唾液のコントロール、⑤除菌等がするが目標となります。

 

この中で、セルフで管理できるのは①(完全には無理)、②、③、④、⑤(一部)です。意外にコントロールできるんです。やはり歯垢をしっかり落とすのは厳しいようです。毎月チェックにみえる意識の高い患者さんでも、わずかに残してしまいます。溜まりすぎる前に歯医者さんで取りこぼしを清掃することもいいですし、その場所を知ることに意味があります。

 

汚れを落とすためにメンテナンスに来ていると、予防どころか、病状は進む一方だときど歯科は考えており、自律型のメンテナンスを目指しています。

 

後、除菌。これはきど歯科に来たことのある方には毎回のように除菌、除菌と連呼しています。これは歯医者さんに行かなければ難しい内容になります。それに、除菌水を用いてお口の清掃をしてくれる所も限られています。

 

でも、自分でできる除菌もあります。それは、キシリトールの摂取です。これはキシリトール100%と記載されているものに効果を見込めます。キシリトールは歯にいいと聞きますが、何がいいのか知らないが多いはずです。

 

なぜいいのか?それは、キシリトールの継続摂取が虫歯菌を減らしてくれるからです。効果的なのは、食後、就寝前に菌が増えやすいのでそこで摂取出来るといいでしょう。3ヶ月ほど継続摂取で効果が出ると言われています。タブレットかガムで摂取可能です。

 

きど歯科的にはタブレットをお勧めします。なぜならガムなら『片噛み』を助長させてしまうからです。タブレットで噛んで消えてしまった方が筋肉の負担は少ないです。また、小さいお子さんにはラムネのようなお菓子感覚でたでさせることができるので、楽しみながら虫歯予防ができそうですよね。

 

くれぐれも、食べ過ぎには気を付けてください。下痢してしまうかもしれないので…

 

後もう一つ、食べて歯にもいいのがイチゴです。これには天然のキシリトールが含まれているので、これも有効ですよね。

 

それでも、虫歯が多発してしまう場合は糖質の過剰摂取です。砂糖入りの飲料はかなりの砂糖が入っていると言われています。また、冷たい飲料で甘く感じるにはホットの飲料よりも多く砂糖を入れなければ甘さを感じないと言われています。より注意が必要です。

 

次に意外と知らない唾液コントロールです。

 

唾液は質のいい唾液とか悪い唾液とか色々あります。

 

まず、多いか少ないが大きな問題になります。唾液は血液から作られています。血液中の水分量が減れば唾液もまた減ってしまいます。ですので、水分摂取で大事なのは体内に留まるものかどうかです。諸説ありますが、1日約1.5リットルを目安にするといいでしょう。

 

水。これは鉄板です。お茶系でいいのは麦茶、ほうじ茶、ルイボスティーです。唾液が少ない方で一番間違いやすいのは緑茶です。緑茶にはフッ素が含まれていて歯の質を強化できますが、利尿作用が強くて、摂取した以上に出てしまうのです。

 

しかし、昔から緑茶を愛飲されている方には酷な話でしかありません。いきなりやめてくださいと言われて止めることはそうそうできません。なので、飲んでもいいが、それ以上にその他の水分をしっかり摂っていただければいいかと思います。

 

きど歯科的には緑茶の効果をしっかり活かすためには『うがい』が効果的です。フッ素を歯に行き渡らせ、ガラガラうがいをすれば、カテキン効果で喉の殺菌にもなるでしょう。

 

その点を気を付けていけば概ねクリアできます。あとは唾液腺マッサージも唾液を出すのに効果的です。

 

しかし、それでも唾液が出ない方は『シェーグレン症候群』といって、唾液や、涙が出にくくなる人もいます。もし、唾液が出やすい方法を試してうまく行かない場合は、耳鼻科や病院の歯科口腔外科で検査してみるといいでしょう。

 

えー…虫歯に関してかなりの記述量になってしまいましたので、今日はここまでにします。明日、歯周病に関して記載させていただきます。

 

虫歯のリスクは唾液の検査で把握することができます。きど歯科でも行なっていますので、虫歯で長年苦労された方、これからしっかり予防していきたい方、まずは検査をして、そのリスクを把握していくことがますはスタートラインです。その時はきど歯科をご用命ください。

 

安城市 きど歯科 0566-95-2360

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