おはようございます、きど歯科です。

 

今回は、前回に引き続き、歯周病の根本的なお話をしたいと思います。

 

虫歯は虫歯菌が引き起こし、様々な複合要因から発生するお話をしました。

 

今回は歯周病です。歯周病も話せば長くなります…。歯周病もまずは歯周病菌がいるところから始まります。

 

まず、ばい菌はどこからくるかというと、親からもらいます。そして、祖父母、ゆくゆくはパートナーからもばい菌をもらうことになります。それが子に受け継がれます。ですので、『親が歯周病で歯が一本もなくて総入れ歯だったんだよ〜』という話は自分にも起こる可能性は十分あります。

 

子供へ菌を入れないために食器への配慮をしていただくのはとてもいいことです。それをいつかお子さんへ話してあげてください。そうすればその習慣はずっと引き継がれると思います。

 

歯周病菌は誰しも持っています。むしろいない人はいないです。いても害が及ばないまでに制御する必要があります。

 

歯周病を進行させないために、必要なことは①菌を増やさない、②力のコントロールが必要になります。

 

まずは①です。きど歯科にきたことがある人なら一度は聞いたことがあるでしょう。『除菌しましょう』と。

 

通常、◯ヵ月に一回は歯石を取りましょうと歯医者さんで言われると思います。そうすると、歯石があることが直接的な原因で歯周病が悪化すると思う方がほとんどでしょう。しかし、歯石にはばい菌はいないのです。えーっ!?となりますよね。

 

歯石を取り続けても菌が減らなければ歯周病は進み続けます。確かに歯石を取ればサッパリはしますけどね。根本はばい菌なのです。それを減らさないと意味がありません。きど歯科には歯周病菌を減らすための除菌水を使い、除菌しながら歯石を取っています。

 

そして大事なのは、掃除(除菌)の間隔です。歯石できる最短時間をご存知でしょうか?諸説ありますが1週間ほどで出来てしまう方もいます。では週に1回掃除しますか?という話になってしまいます。

 

それでは生活の中心は歯医者か?となってしまいますよね。先ほども言いましたが、歯石には菌はいません。歯垢の蓄積でそれが固まって石になっただけです。問題は新しい汚れを引き寄せることが問題なのです。いわゆる住処の提供ですよね。

 

では何が重要かというと、歯周病菌は除菌できるが、その菌は0になった訳ではありません。少しは残ります。その残ったばい菌が栄養をもらってまた増えます。その増えるサイクルが2ヶ月と言われています。

 

そこを叩けばいいのです。減って増えてを繰り返せば、元に戻りますよね。そうしたらまた進行状態のなります。そうならないために、減った状態を維持し続けて欲しいのです。その為のメンテナンスであり、定期的なチェックであるのです。汚れを取るためにメンテナンスに通うと必ず悪くなります。

 

きど歯科では自律型メンテナンスを推奨していますので、まずは自分自身でしっかり汚れを落とすことから始めています。そのチェックのためにメンテナンスに来院されるのが歯周病管理に必要なことと考えます。

 

フーッ!!まだ①の半分も話せていません(笑。

 

続きはまた夜にお話します。歯周病で気になることがあればきど歯科をご用命ください。

 

安城市 きど歯科 0566-95-2360

きど歯科