おはようございます、きど歯科です。

 

今回は虫歯のなりやすさなど、素朴な疑問に関して解説していきます。

 

『私は全然歯を磨かなくても虫歯にならないんだよ』『私は小学校、中学、高校とずっと虫歯ゼロでした』『虫歯はあんまりなかったけど、歯槽膿漏で歯が全部ぬけちゃってねぇ…』『治しても治しても虫歯がよくできて困りました』といった方、皆さんの周りにいませんか?

 

実は、すべてばい菌によるものだったのです。

 

お口の中には多くく分けて虫歯菌と歯周病菌があります。ここを開院させていただいた時に、虫歯菌と歯周病菌のお話をしましたところ、『菌の種類が違うんだね』と患者さんは口を揃えておっしゃっていました。

 

虫歯に全然なったことのない人は概ね歯周病菌が多く存在しています。逆もまた然り。そして、両方多い方もみえます。

 

よくあるパターンは、虫歯になったことのない人は、少なからずちょっと磨かなくても大丈夫かも?と安心されている方もいます。しかし、そんな方こそジワジワと進む歯周病に注意していただきたく思います。

 

若くても、菌はいます。しかし、いわゆる若さで乗り切っているだけなのです。その所以は『免疫』です。歯茎は免疫によって制御されています。若い時は免疫力が旺盛ですが、落ちてくる40〜50代で免疫力が落ちてきて、今までと変わらないケアをしているとガクッと悪くなります。

 

では、ばい菌はどこからやってくるのでしょう?

 

基本的に生まれてすぐは無菌ですが、虫歯菌も歯周病菌もなんらかのスキンシップで親から受け継がれます。

 

ですので、親が持っている菌の種類によってお子さんのお口の運命は少なからず変わっていきます。菌が受け継がれるのが分かってはいるがどう対処すればいいのか?をお話します。

 

歯周病菌が早産や低体重児出産のリスクを高めることはよく言われています。ですので、妊娠前からお口の中のケア、除菌をしていく必要があります。また、パートナーや、もし祖父母の方が子育てに参加される場合は家族ぐるみでのお口のケアが必要になります。

 

『定期的に歯石取ってますよ?』『つい先月歯石とりましたよ?』とよく言われます。しかし、残念ながら当院でばい菌のチェックをさせていただくと、ウヨウヨばい菌が動いている顕微鏡画像を確認できます。

 

確かに歯石を除去するだけでもさっぱりはします。しかし、水道水で歯石除去をしても、菌は全然死んでいないのです。菌に水かけて死にませんよね?ですので、当院では消毒水で菌を減らしながら歯石を除去しています。

 

他にも菌を減らす方法、住みにくくする手段も用意していますので、菌を減らしたい方、どんな状況か知りたい方はご用命下さい。

 

安城市 きど歯科 0566-95-2360

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