年末の忙しい時に限って歯が…
こんにちは、きど歯科です。
今回は年末によく起きるトラブルについてお話します。
日本の気候は四季があります。つまり寒暖差があります。その寒暖差が銀歯をくっ付けるセメントに影響します。
温かい〜寒いを繰り返すことによって、セメントは膨張と収縮を繰り返します。するとセメントは壊れていき、外れてしまいます。
元々、銀歯は歯との境界で変形を起こし、隙間を作ってしまいます。自動的に虫歯ができてしまう構造なのです。
このように再発が起きて外れるケースもありますが、もう1つあるのは噛みすぎです。利き手があるように誰しも利き噛みもありますが、実はこれが歯を壊す原因になっています。
例え話をします。けんけんをして5キロ進めますか?だいたい足が壊れます。これが片噛み・利き噛みの答えです。
そう、無理なのです。それをなんで痛いのかな〜と思いつつ噛み続けて歯を壊している方が多くおられます。
しかも、虫歯がないのに痛むのはこれが多いです。これに歯周病の要素が加わると最悪です。
歯科は西洋医学です。あえて数学ちっくに表現すると、『力』(噛みすぎ)+『炎症』(歯周病)=『痛みの増強』となるのです。
力は噛むのを控えるもしくは反対側で噛むことをすればいいです。それだけで抑えられます。
歯周病は細菌が原因ですから、きど歯科の行う除菌治療を行えばいいと思われます。
あと、もっと大事なのは、噛みすぎが原因と言われて『そんなことあるかいな!?』といって信じない方は絶対に治りません。
歯科疾患の多くは生活習慣に起因する場合が多く見られます。生活や、社会の多様性から来るのでしょうか?ストレスも多く絡んできます。
生活習慣に踏み込む治療は、一般論と比較するようにしています。貴方がどうこうといった言い方は患者さんを傷つけてしまいます。そうならないような配慮に心掛けています。
話は逸れましたが、噛みすぎには様々な背景が絡んでおり、銀歯が外れたと一口に済まされないのです。
いかがでしたか?きど歯科は、銀歯一本外れてここまで配慮をする歯科医院です。歯を真剣に治していきたい方はご用命ください。