骨格診断の重要性
こんばんは、きど歯科です。
今回は、歯列矯正のお話をします。歯列矯正は歯並びが綺麗になり、尚且つ噛み合わせも考慮した矯正であれば、とてもメリットがあります。
最近では、ニッケルチタンワイヤーというすぐれた材料が登場しました。これは形状記憶合金で、そのワイヤーに沿って歯が並びやすい材料です。これを上手に使用することができれば効率的に歯並びを改善できるケースもあります。
しかし、骨格診断を上手に併用しないと、歯並び以前に今後の歯の寿命に関わることが起きる場合もあります。
それは『歯根吸収』です。これは、歯の根っこが溶けて歯が短くなってしまうことです。矯正治療を行った直後では特に何も起きませんが、将来的に歯周病が進行してしまうと一気に歯がグラグラしてしまうといった事態になる可能性があります。
仮に歯根吸収を起こしてしまっても、しっかり継続管理をおこなっていけば問題は起きにくいでしょう。特に細菌と生活習慣の管理が重要ときど歯科は考えます。
話は変わりますが、2月以降にきど歯科にも骨格の診断を行うための専用レントゲンを導入することになりました。今までは大きな病院に依頼していました。患者さんにとってはその苦労があります。なるべくきど歯科でまとめてできる体制が整いました。
顔、骨格はみんな違うのに同じ入れ歯のような拡大装置…同じワイヤー…違うから骨格の診断を受けていただくことで、拡大装置・ワイヤーが合うかどうかを診断できます。もしくは違う装置を使用した方がいいかもしれません。
ご参考になれば幸いです。
安城市 きど歯科 0566-95-2360