治療に代わる生活
こんにちは、安城市のきど歯科です。
今回ご紹介するのは、子供の歯並びで『治療に代わる生活』とは何かを記述していきたいと思います。
基本的には、現代の生活で、絶対的に不足しているのは何か?それは『噛む刺激』 です。
何かと便利になって来た昨今。食事は栄養の事はクリア出来ているが、食形が悪い意味で変わってしまいました。
食べやすいように工夫された結果、子供は噛む行為を減らしてしまい、噛む事で得られる顎への刺激を減らしてしまったのです。
ではどうすればいいのか?答えは簡単。お母さん、料理をサボってください(笑)。食べやすいように小さくした事が問題なら、切らずにそのまま出してあげて下さい。自然にかぶり付く食事になります。
このかぶり付きが前歯への刺激を与えます。この刺激が顎の成長発育に繋がり、歯列不正を改善しやすくなります。また、歯ごたえのある繊維質の物が望ましいでしょう。
初めは食べにくくて詰まらせる心配もあるので徐々にしてあげてください。
かぶりつかせるタイミングは、1歳〜1歳半程度を目安に開始してみてください。もし不安であれば、ハンカチをカミカミさせてもいいでしょう。
そして、次に必要なのは、噛む刺激をしっかり伝える為『姿勢』です。食べる時にしっかりと地に足が着いていますか?足がブラブラ宙に浮いていては噛む力が顎にうまく伝わりません。合った椅子を使用するか、正座が望ましいでしょう。
後は水分です。食事中に水やお茶を出していませんか?実は水分があるとよく噛まずに流し込んでしまっている可能性があるのです。実は、よく噛む事は食中毒と関係があるかもしれません。
よく噛む事は、食べ物の形を小さくします。小さくなる事で胃液に触れやすくなります。すると、仮に食中毒菌が付いていても胃液に殺菌さるのです。
日本の食中毒の発生率は、発展途上国よりも高い水準にあるそうです。噛む事で防止できれば比較的簡単ですよね。みなさん試してみてください。
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