みなさん、こんにちは! 知立市からも通いやすい、安城市の歯科医院 きど歯科の院長・木戸亮太です。

 

本日、『顎顔面機能咬合』というセミナーに参加してまいりました。本セミナーは小児の成長発育と呼吸を絡めた勉強会でした。

 

今回は第一回で、イントロダクションでした。

 

成人の噛む力は覚醒時では平均60〜80kgと言われています。それが睡眠時では200〜300kgにまで増加します。睡眠時ではある意味リミッターが外れている状態と言えます。

 

その力学的要素が、有害な作用として働くこともあるのです。近年、小児の歯並びが問題視されており、そしてほとんどの人がしている歯ぎしり食いしばりの要素が加わると、呼吸に影響すると言われています。

 

ざっくりと言いますと、出っ歯になっている人で、噛み合わせた時に上の前歯が下前歯を覆い隠している状態の噛み合わせの人は、呼吸に問題のある人が多いです。

 

こんな研究結果もあります。睡眠時無呼吸症候群で悩んでいる人は国民の20%以上、睡眠に問題がある人は国民の約70%とも言われています。つまり、問題があっても、約50%はその問題にも気づかず、どんどん体調を崩しているかもしれないのです。

 

健康は、睡眠中に作られるのに、良質な睡眠が取れずに体調を崩しているのはとても勿体無いと思います。

 

そして、『著書・歯科医師のための睡眠医学』には、噛み合わせの治療(顎の位置を改善する治療)によって、呼吸が変わることが実証されているのです。

 

成人に対しては、マウスピースを使用することによって、改善することができますが、子供に対しては、成長発育を上手く手助けするサポートをします。

 

子供の発育不全は基本的には、『使わなくなった』ことが大きな原因です。例えば鉛筆。一昔前は『HB』くらいが普通ではなかったですか?今では筆圧ですら低下していると言われています。なんと6Bという鉛筆まであるそうです。

 

食事では、子供に良かれと思って小さく刻んでお子さんに与えているご家庭が多いのではないのでしょうか?それが実は子供の成長のための刺激を減らしてしまい、発育不全を起こしているのです。

 

子供の食べやすいサイズは子供が前歯で噛みちぎり、決めているので、そこは手を出さないのが『サポート』なのです。

 

適正な刺激が加わり続ければ、正常な発育に導くことができる可能性が上がります。呼吸も正常になりやすくなりますし、睡眠も改善されやすいと思われます。詳しいサポート内容は今後のセミナーで詳しく紹介されていくでしょう。またの報告を楽しみにしていてください。

 

いかがでしたか?小児治療の可能性とは単なる矯正治療のみに留まりません。今年1年かけて学びを深めて参りますので、もしお困りのことがありましたらきど歯科をご用命ください。

きど歯科