口で息をする(口呼吸)弊害
こんばんは、きど歯科です。
今回は、口呼吸についてお話ししたいと思います。
本来、人間は鼻で呼吸をします。しかし、何らかの理由で口呼吸が習慣化してしまう場合があります。
《口呼吸の弊害》
⒈虫歯、歯周病になりやすい
汚れが乾燥してこびりつきやすくなる
⒉口臭がキツくなる
⒊出っ歯になりやすい
口周りの筋力が弱くなるので、上あごの歯並びが広がりやすい
⒋風邪をひきやすい
扁桃腺が乾燥して、ばい菌に弱くなってしまう。
⒌アレルギー体質になりやすい
などが挙げられます。諸説ありますがとにかく体にいいことはあまりないようです。一般的によく言われることを列挙しました。
では、なぜ口呼吸になってしまうのでしょうか?
《理由》
1.口周りの筋力低下
筋力を使わないことが基本的な原因となります。
⒉慢性的な鼻炎、副鼻腔炎
代表的なのは花粉症です。悪いと年中花粉に悩まされるひとも多いで
す。また、副鼻腔炎といって一般的には蓄膿症といわれています。
耳鼻科での受診をお勧めします。
⒊積極的な運動
運動をすればいやでも口で息をします。
《対処、予防》
⒈『あいうべ体操』これは口周りの筋トレです。
『あー』『いー』『うー』と大きな口を開けます。声を出すと効果的
です。最後に『べー』と下を前に出します。これを1日に30セットやるの
が有効とされています。1度に行うのは大変なので、2〜3回に分けて行う
と続けやすいです。
⒉鼻づまり、蓄膿症がある場合は耳鼻科の受診をお勧めします。
⒊運動などで嫌でも口呼吸してしまう場合は、水分補給を積極的に行うことをお勧めします。この場合、麦茶、水など糖分が含まれないものが好ましいです。
糖分が多く含まれる飲料では、糖分+口の乾燥で環境は劣悪になりやすいです。スポーツで失われたミネラルを積極的に補うためにはOS-1がお勧めとされています。
以上、口呼吸の弊害、原因、対処に関して記述させていただきました。もし気になる時はご用命下さい。
安城市 きど歯科 0566-95-2360