こんばんは、きど歯科です。

 

今回は、口臭に関して掲載したいと思います。

 

口臭は、『口の臭い』と書きます。口臭の8割は口の中由来とされています。その他は肺、胃腸からとされています。人体は口から肛門まで繋がっていますので、どこかしらから臭いの原因は出るものです。

 

一番は口由来です。口由来の口臭で一番の原因を作るのは歯周病菌とされています。歯周病菌が栄養を得て代謝する際に出ます。バイ菌を減らせば基本的には出にくくなります。

 

しかし、ばい菌を減らすためには基本的には歯についた歯垢を落とすのが基本ですが、その歯垢がなかなか落ちないからみなさん困っているのです。

 

以前にも紹介した、歯ブラシの話でもあったように、歯ブラシ60%、歯間ブラシ・フロス30%でも大変ですが、歯間ブラシとフロスの使用で蓄積している汚れを落とすのに有効です。他にはカビを減らす歯磨き剤『ペリオバスター』の使用も有効です。

 

あとは、歯並びを良くして磨きやすくする矯正治療、歯の表面をツルツルに磨き上げるPMTC、治療した歯を限りなく歯に近づけるセラミック治療など手段はいくつもあります。

 

しかし、その他にも口由来の口臭は存在します。①舌苔(舌の表面にこびりついているコケ)、②生理的口臭、③口呼吸由来の口臭

 

①舌苔は誰しもあります。舌ブラシなるものもありまして、舌苔を除去して口臭を減少させます。しかし、やりすぎると、舌表面を傷つけます。そこに新しい菌がついて、ヒリヒリしたりすることもありますので注意してください。

 

②生理的口臭は朝一の口臭があります。これは自然ですが、元々進行した歯周病を持っている方はそれにプラスされてより臭いがきつくなります。

これは含まれるか不明ですが、ニンニクなどの食べ物由来ですね。これは余談ですが、焼肉を食べた後に牛乳を飲むといいそうです。

 

③口呼吸に関しては、汚れの付着を促進するので、臭いをより発しやすくなります。口が乾かないように水分補給や保湿に関してのブログ記事をご覧下さい。

 

最近、腸内環境が悪くて口臭に繋がる記事を目にしますが、成人の80%の人が歯周病なので、それを完治させている人はほんのわずかになりますので、そこまでたどり着くのは遠い話かもしれません。しかし、腸内環境が整うような食べ物を摂取している人は、きっと体の健康もいいはずです。

 

つまり、免疫系が正常に働きやすいので、歯周病菌と戦ってくれる環境を作りやすいと思われます。体にいいことは基本的に口にもいいと思います。

 

口臭、歯周病でお困りであればきど歯科をご用命ください。

 

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