治療後に起きる噛み合わせの不調和
こんばんは、きど歯科です。
今回は、治療後に起きる噛み合わせの不調和に関してお話します。
噛むとなんとなく合っているようで、なんとなく合わない。噛むと顎が滑るという現象について解説したいと思います。
歯と歯を噛み合わせた時、歯と歯が接触する時にある程度の『遊び』があります。それは、歯と骨の間に『歯根膜』というクッション組織があります。それが歯に加わる力を緩和しています。他に顎の骨自体がたわんで、全体の力を調節しています。
その『遊び』を超えて強い当たりがあると、その当たりを避けようと顎がずれる事があります。歯に痛みが出たり、顎の関節やその周囲の筋肉に問題が起きてしまう事もあります。顎が痛い・疲れる、頭痛や、肩こりなどが起きる事があります。
しかも、この一見不定愁訴のような症状は、病院でCTやMRIを撮っても原因が分からない事がたまにあります。
しかし、その強い当たりを削るなどして改善すれば良いのですが、良くならない事も最悪考えないといけません。
そのために、良い噛み合わせを模擬的に再現できるのがマウスピースです。一度そのマウスピースを使用して本当に良くなるのかが確認できれば、患者さんは安心して噛み合わせ治療を受ける事が出来ます。
さらに、マウスピースは取り外しが効くので、最悪合わない場合は外せば元に戻す事が出来ます。
噛み合わせが気になる、原因は分からないけど体調が優れないなど、お困りの際にはきど歯科をご用命ください。
安城市 きど歯科 0566-95-2360