おはようございます、きど歯科です。

 

1月5日(金)からきど歯科は平常通り診療いたします。

 

連休明けは、よく詰め物が取れてしまったと患者さんから連絡を頂きます。そして、急だからとりあえす付け直しだけしてくれるか?と言われます。

 

そもそも詰め物が取れてしまうのは、その歯に何か異常が起きているサインなのです。以前のブログにも記載しましたが、接着剤が劣化しているのか、虫歯が再発しているか、噛み癖で力が集中しているのかの3パターンがあります。この状態で、『とりあえず』は、とりあえずは致しません。

 

まずは、取れてしまった原因を追求します。基本的には、何か問題があって取れてしまっているので当日は再装着を基本的には致しません。最初は仮蓋をして、お口の除菌をさせてもらってます。

 

当院では、除菌成分の入った水を流しながら歯石を取ります。『つい最近歯石取ったよ?』と言われる患者さんには、細菌検査を行ってばい菌の活動度を最新の顕微鏡検査で見て頂きます。9割型の方で菌は活発に動いていますので、除菌をさせていただいています。

 

さらに、除菌なしでの治療はかなり危険です。虫歯の再発であれば虫歯を除去してから薬を詰めますが、除菌しないで薬を詰めれば、虫歯を取ってもそこに新しい菌がついてしまいます。その可能性を下げるためにまずは除菌をします。そして、日を改めて虫歯の治療に入ります。

 

先ほどから『除菌』というワードがよく出ますが、この除菌状態がいつまでも続くわけではありません。実はその効果は2ヶ月ほどしか続きません。この2ヶ月には理由があります。歯と歯茎の隙間には『歯周ポケット』が存在します。そこの中のばい菌は除菌しても2ヶ月サイクルで元に戻ろうとします。このばい菌の生態に基づいたルールをメンテナンスのルールに適応していけば、ばい菌が増えすぎる前に維持することができる可能性が高まります。

お口の中に銀歯が多い方はばい菌の住処が多いため、その期間はもっと短くしていく必要があります。

 

もし、詰め物が取れてしまった場合は当院をご用命ください。ご連絡お待ちしております。

 

安城市『きど歯科』 0566-95-2360

きど歯科