こんにちは、きど歯科です。

 

最近の患者さんの来院状況をお伝えします。

 

緊急事態宣言が終わり、急患の波が一時的に収まりつつある状況です。その中で、なかなか歯医者さんに行けずに大きな虫歯にしてしまった方が多かった状況でした。神経を取る取らないの状態で、神経を取らない可能性の高い精密治療を選択される患者さんが半数はおられました。

 

神経を取ってしまってはもう2度と元には戻りません。歯の寿命も短くなってしまいます。

 

先ほどの『精密治療』とは、歯の感染を最大限に押さえる『ラバーダム』、歯を20倍の大きさに見て治療する『マイクロスコープ』、神経保存の可能性を伸ばす『MTAセメント』これらの存在によって、歯の寿命は飛躍的に伸ばす可能性が出てきました。

 

そもそも、コロナ禍では『自粛』を強いられてしまい、家にこもることで保存食に頼る生活をしていた方もいたのでしょうか??そして、『マスク生活』がお口にはとても厄介に働いてしまっています。感染しないように・させないようにということで、常に装着しているのではないでしょうか??

 

これらに共通することは、『菌の増殖』です。保存食は炭水化物系・糖質系の食べ物が多かったのではないでしょうか??これらは虫歯菌への栄養供給をし、増殖します。

 

そして、マスク生活による、『口呼吸』の促進です。マスクは呼吸がとてもしずらく、どうしても口で呼吸してしまいます。すると、お口の中がとても乾燥しやすくなります。フライパンの汚れを放置してカピカピにしてしまうと汚れを落とすことに苦慮したご経験があるかと思います。これと同義の状況がお口に発生します。

 

汚れが乾き、取れにくくなり、さらに上から新しい汚れも付着し、どんどん蓄積します。いくら歯磨きをしても取れません。お口の環境はどんどん悪化していきます。虫歯、歯周病のリスクも上昇します。

 

歯磨きをしっかりとしているつもりでも、顕微鏡で細菌検査をすれば、ほとんどの方に菌の活動性が増しているのです。定期的にメンテナンスを受診していてもコントロールが難しい方が多かった印象です。

 

今、お困りになっていなくても、先の未来が危惧されます。暑さも収まった今は受診しやすいタイミングかもしれません。

 

スタッフ一同お待ちしております。

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きど歯科