こんにちは、きど歯科です。

 

本日の朝、NHKの番組で、舌ケアをする事での健康特集が組まれました。

 

この度、猛威をふるっているコロナウィルス。これは、ウィルス性の肺炎を起こします。

 

さらに、お口の細菌が多いと、細菌性の肺炎が起きます。このダブルの肺炎が『重症化』を招くといった主旨です。

 

お口の細菌が誤嚥性肺炎を招くことは知られていますが、舌のコケ『舌苔』が影響を及ぼしているのです。総入れ歯になってもお口の細菌は無くなりません。それは入れ歯に細菌が付着すること、舌苔の細菌が存在するからです。

 

それを誤嚥することによって『細菌性肺炎』が起きます。

 

総入れ歯になっても入れ歯のケアに定期的なメンテナンスは必要です。そして、今回の舌苔のケアです。

 

専用の舌ブラシ（タングスクレーパー）を使用してコケを落とします。タイミングは細菌が最も増える夜・就寝前と、増えた後の起床後です。

 

このタイミングのケアによって体内に入る細菌数をおさえることが出来ます。

 

同じ医療者として、発症者の治療は出来ないまでも、歯科は重症者をこれ以上出さない為に出来る事をしていきたいと思います。

きど歯科