こんにちは、きど歯科です。

 

今回は、金属アレルギーに関して更に掘り下げていきたいと思います。

 

金属アレルギーは主に、局所と全身性に分けられます。

 

局所は、金属の触れたところのみに現れます。全身は金属の触れない所(手足、耳、脇など)に現れます。パッチテストで把握できるのは50%程と言われおり、その中でも歯科治療を行なって金属アレルギーが治癒するのは67%程と言われています。

 

実は、金属アレルギーはとてもありふれていて、シャンプー、化粧品、野菜、アワビなどにも含まれるそうで、キリがありません。

 

ここで、30分しっかり患者さんの生活習慣を問診できる皮膚科医は少ないそうです。皮膚科はかなり忙しい診療をされていてそこまで出来ないのが現状だそうです。

 

なので、歯科医師サイドは、歯科金属の組成をしっかり伝えて分析依頼をするのと、生活背景にプローチしてもらう事をオーダーしなければいけません。

 

歯科金属に反応し、更に皮膚科の治療が上手くいかない場合に歯科治療を行うと効果が出やすいと言われています。

 

その他、最近のアレルギー事情は、トミカ(ミニカー)をくわえる赤ちゃんに口周りに出る金属アレルギーがあるそうです。

 

他にはネイルをする人が増えているなか、ネイルには歯科で使用する『レジン』と呼ばれる素材が含まれていて、ご自宅で青い光を当てて固めるネイルしている人に固まりきらないところで放置すると、レジンアレルギーになるそうです。

 

こわいですね。もし、金属アレルギーにお悩みの場合もきど歯科をご用命ください。

 

 

 

 

きど歯科