きど歯科としてのスキルアップとは?
こんにちは、きど歯科です。
歯科医療関係者さんは、スキルアップとはどの様に考えていますか?
腕や知識が上がる事でしょうか?以前は私もその様に考えていました。今も必要な要素の1つであると考えています。
歯科医療とは医療という分野でありながら商業的な要素も大きく関係しています。
腕や知識が上がったとしても、どんな治療に応用しますか?保険をより良いものにしますか?そうなると、来院される患者さん全員にその腕や知識を応用する事になり、スタッフは疲弊する方向に向かいます。つまり、離職する方向に向かいます。結果、歯科医院は縮小傾向に向かいます。
歯科医院は歯科医療を適材適所していく必要があります。そのためには、患者さんのニーズに合わせた歯科医療を展開していく必要があります。
掘り下げていくと、患者さんのニーズとは何か?それは、質問によって紐解いてく事になるのですが…。その質問力がなければ、いくら良い技術や知識があっても患者さんはチョイスしません。
むしろ、良い技術に溺れるとただの押し売りになります。宝の持ち腐れです。患者さんに親身になって優しく寄り添う事は医療にとってとても大切な要素です。
しかし、優しさだけで患者さんを救ったり、病に打ち勝つ事は出来ません。それには正しい知識と技術が必要です。歯科医療の展開には医療知識と技術、カウンセリング力がとても重要な要素になります。
※)そもそもスタッフ力やチームワークなどもっと根底にあるものもありますが。
よって、きど歯科で働く上でのスキルアップアップとは、知識と技術、質問力の向上と言ったところでしょうか?きど歯科の歯周病治療は基本的に歯周内科治療に生活習慣指導を混ぜた変法です。歯科衛生士としての役割はみんな同じ説明が出来ることが求められます。
歯石は基本的に4ミリ以上のポケットがあれば80%以上の確率で歯石を取り残すデータがありますので、継続管理で徐々に歯石を取るか、歯周外科をするだけとなります。
もちろん歯石をとる能力が高い方がいいに決まっています。ですが、患者さんに歯科医院の意向に沿った、寄り添った説明ができる方が医院力やスタッフ力は高いと言えます。
歯科衛生士は売り手市場と言われています。
歯科医院は二極化が進んでおり、医院の福利厚生に余力を払える歯科医院であればあるほどスタッフの統率をより取ろうとします。
スキルアップというのは、自分がしたいことと、医院が求めていることの整合性を取る事が大切であると考えます。
きど歯科はスタッフが勉強したい事は応援したいと考えています。しかしながら、医院で発揮出来ることもあればそうでないこともあります。それは、働く上でとても重要なことですので、ハッキリ伝えます。
いかがでしたでしょうか?働く上でスキルアップはとても大事な要素でありますが、働く歯科医院での兼ね合いがとても大事な要素となります。きど歯科ではスキルアップに対して年間10万円のサポートをする事を決めています。きど歯科は頑張りたいスタッフを応援します。